まずはイベントが開催される場所と日時を調べよう

イベント開催場所と開催日時の最新情報を入手しましょう。
ここで最初に注意すべきポイントは「古い情報や間違った情報を見ていた」という可能性を考えなくてはいけないということです。

  • イベント公式サイトは更新が止まっていてFacebookだけに最新情報を公開していた。
  • 現地語と英語ページに掲載されていた情報が、日本語ページには掲載されていなかった。
  • 現地でイベント開催中止が告知されていた。

……以上はよくある話。ここで躓いたらどうにもなりません。複数のSNS・サイトをチェック。英語、できれば現地の言語でも検索し、正しい情報を手に入れましょう。

※もちろんこのサイトも情報がすべて正しいとは限りません。出来る限り正確な情報を掲載できるよう努力はしていますが、製作者Masakiの個人的解釈および個人的体験談が多く含まれますので、ご注意ください。

前売り入場券(チケット)が必要なイベントかどうか調べよう

海外イベントの多くが会場に入るには有料=入場券の購入が必要です。
コロナ以降、人気のイベント、大規模イベントほど前売り入場券を購入していないと当日入場のできない実質、予約制イベントになっています。
入場券の当日販売がなく、イベントを知ったときには既に前売り券が完売していた…となれば、イベント会場に入ることはできないのでここで計画は終了です。お疲れ様でした。

入場券が必要なイベントの場合、公式サイトや現地チケットサイトから前売り入場券を購入することができます。
イベントによっては一般入場より早く入場できる券(アーリーチケット)、イベントゲストのステージや握手会の参加権付券、グッズ付き券、食事付き券など、様々な種類の前売り券を販売しています。

もちろん前売り券とは別に当日券販売があるイベントもあります。
当日券販売がなくても、Facebook等で前売り券のキャンセル分を個人間で売買していることもあります。

前売り券を購入しておいた方がいいか?当日券でも並ばずに購入できるか?は、イベントによって違います。
公式サイトからアナウンスがない場合、過去行った人の体験談を読んで推測する、イベント関係者に質問するなどして判断するしかありません。
入場券が必要+イベントに行くことが確定しているのであれば、入場券は購入しておいた方が確実です。

宿泊施設を予約しよう

問題なくイベントに行けそうであれば宿泊施設を予約しましょう。宿泊施設は航空券より先に予約すべし!と個人的に思っております。

海外イベントは基本的に日帰り参加が困難です。「いざとなったら家に泊めてくれる友人・親戚が現地にいる!」という人以外、宿泊先の確保は必須です。
「行くつもりだけれどスケジュールが決まらない」という人は、ひとまずキャンセル無料の宿泊施設を抑えておきましょう。
会場にアクセスしやすい宿、大部屋のある宿、格安ホテルや民泊はイベント開催半年前には満室になってしまいます。特にイベント会場にアクセスしやすいホテルはイベント関係者や出展者がまとめて予約を入れてしまうこともあるため、一度満室になるとなかなか空室が出ません。

何日滞在すればいいの?

滞在時間は人それぞれですが、弾丸旅行は避けましょう。イベント参加が目的の旅行は通常の観光旅行より時間がかかる傾向にあります。イベントにあてる時間は半日以上必要です。会場に着くまでの交通機関が時間通りに動くとは限りません。入場まで何時間もかかるイベントもあります。余裕をもった計画がオススメです。

また、別ページで解説しますが、イベントにお店を出す出展参加(サークル参加)の場合はより多くの時間と予算がかかります。

いくらくらいかかるの?

現地、もしくは近隣諸国在住であれば「京都在住の人が東京のビッグサイトに行く」並みの金額で済みますが、日本から海を隔てた海外へ行くとなると、そう安くはすみません。
かかる費用は人それぞれですが、「マイルを使って無料航空券を取る」「現地の友人・親戚の家に泊まる」といった手段を使わない場合、国内旅行以上の予算が必要になります。
特に物価上昇の激しい海外は、航空券、ホテル共に年々値上がり傾向にあり、「節約弾丸旅行」が難しい環境になりつつあります。予算は多ければ多いほど良し!安全と自由度は金で買う!と考えましょう。

筆者の場合、東京発着航空券+ホテル(1室1人利用)+イベント参加+観光…でアジア圏は10万円、ヨーロッパ圏は40~50万円ほどの予算を使っています。(2024年)

イベントには何を持っていったらいいの?

あなたが必要だと思うものを持っていきましょう!!…で終わるのもあれなので。必須アイテムを3つ記載しておきます。

  • スマホ
    スマホを持たず海外へ行く方も少ないとは思いますが。入場チケット、イベント会場の案内図、ステージのスケジュールなどを印刷物ではなくイベント専用Webサイトやアプリで管理・案内するイベントが増えました。スマホは必須です。
  • 水分
    スマホと同じくらい大切なアイテム、生死を分けるといっても過言ではないもの、それが水分です。海外では自分が欲しいときに確実に飲料可能な水分が入手できるとは限りません。
    イベント会場内では飲料はお祭り価格となり、会場外の数倍の値段になる事もあります。ペットボトルの水で構いませんので必ず持っていきましょう。(ビン・缶の飲料やステンレス魔法瓶は持ち込み禁止のイベントもあります)
  • 筆記用具
    スマホがあればいらないでしょ?と真っ先に候補から外されるものの、あると便利なアイテム、それが筆記用具です。海外のイベントではアンケートや誰でも一言残せる落書きコーナーが設置されていることがあるのですが、かなりの確率でペンがありません。あってもインクがきれていたり、折れていたりと散々です。
    日本製の文具は安くて高品質です。邪魔になるものでもないので1つ持っていくといいかと思います。